【イベント報告】 8/20(土)お茶会ワークショップ

今年の夏・8/20(土)に、In-Studiumのミニイベント「お茶会ワークショップ」をしました。

西国分寺の閑静な住宅街にあるカフェ風スペースで、アットホームに開催❤当日は台風の影響もありましたが、行き帰りはほとんど雨にも当たらず、ラッキーでした。

来年もこのお茶会を盛り込んだ企画をやっていきますので、ご報告します。ぜひぜひ様子を感じてみてくださいね~!

今回のテーマは「話す癒し、聴く癒し」


今回のテーマは「話す癒し、聴く癒し」。
話す(語る)ということが癒しにつながること、そしてそのためには「聴く」というサポートが必要なこと。それらをテーマに、参加者同士語り合い、聴き合いながら楽しいひと時を過ごしました。

「聴く」行為のことを、「傾聴」あるいは「アクティヴリスニング」と言いますが、これって日常でも使えるものです。テクニック的なこともないわけではないですが、何よりも「聴こう」という姿勢、そんな相手を尊重する心に裏打ちされた行為だからこそ、相手の支えにもなるのでしょうね。


そして、そんな聴くことができる人たちにも、「傾聴されること」が必要です。
私たちは「傾聴者の傾聴」なんて言ったりしていますが、お仕事やボランティアなどで傾聴をする人たちも昔に比べたら少しずつ増えてきています。もちろん、日々の生活の中でも家族や身近な人たちに対して傾聴を実践する方々もいます。

そんな「傾聴者」の皆さんも、時には自分が「聴いてもらうこと」が必要になるわけです。誰だってそうです。自分の想い、気持ち、考えを思う存分話して、それを受け止めて認めてもらえたらどんなに嬉しいでしょうか。
そういう経験って案外、日常会話ではレアな経験なんですね。


今後の「お茶会ワークショップ」では、そんな「傾聴者の傾聴の場」も視野に入れつつ、展開できたらいいなと考えています。興味のある方はぜひ、ご参加くださいね♪

わたしは何色でしょう?

さて、今回は最初に自己紹介を兼ねて、カラーワークをしました。
まず名前(ニックネーム)と、最近あった嬉しかったことを1人ずつ話し、その後に他の人たちがその人のイメージに近い色を渡します。

今回は、カラーのマスキングテープを使用しました。カラータイプで主に扱う13色をメインに用意。
自分で思っていた色と、もらう色が異なる場合も多くて、そのギャップだったり、「なぜその色を選んだのか?」をシェアしながら語り合う楽しい時間となりました。

「ジョハリの窓」も絡めながら、「自分が知っている自分」と「相手が知っている自分」がどの程度重なるか、あるいは新しい発見があるか…そんな部分も含めて自分を見つめていただけたのかなと思っています。


自分のことは自分がよく知っているようで、実は周りから見えている自分については、殆ど気づいていないのですよね。
私の提供するカラーセッションでは、色を通じて自分自身をよく知ることから始めていきますが、今回のカラーワークでもささやかながら自分の新しい一面を知るきっかけになれば…と考えていました。

今回のワークでは、「色を使いながらコミュニケーションをとるのは楽しいし、新鮮!」という言葉をいただきました。

「青」は悲しい?それとも幸せ?

今回はアメリカの方も参加してくださったので、日本とアメリカの色に対する認識の違いなどもディスカッションができて、興味深かったです。

私の好きな色の1つに「黒」あるのですが、アメリカでは「黒」はそもそも色に入らないのだとか。
「黒が好き」っていうと割と「変人」に思われるそうです。私としては「変人、変わってる」は褒め言葉なのですが(笑)、やはり感覚が違うのだな~と実感。

あとは、「青」はアメリカでは女性的な色という点。TCカラーでは青は「女性性」と言ってますが、カラータイプではどちらかというと「男性的」な扱いのことが多いです。

私としては、日本では青は男性的なイメージが強いのかな?と思っています。
私の小学生の頃は、女の子=赤、男の子=青という刷り込みが強かった気がします。何かにつけてそんな色分けをされていた記憶があります。現在はそれほど縛られていないのかなとも思いますが。
そんな影響もあるのか、「青」、特に「濃い青」なんかは男性的なイメージが強いでしょうか。


また、「ハッピーカラー」というと、赤や黄色、ピンク、オレンジなどを思い浮かべることが多いのではと思います。

では、「青」はいかがでしょう。

落ち込んだ気分のことを「今日は何だかブルーな気分」なんて表現があるように、"悲しい"や"涙"をイメージする色でもありますよね。なので、ハッピーというイメージはあまり強くないかも知れません。

アメリカでは、青は「ハッピーカラー」に入るそうですが、不思議なことにやはり落ち込んだ気分の時には「ブルーな気分」という表現の仕方はするようでした。

日本でも平和の色といえば「青」ですし、そういう意味ではハッピーカラーなのですが、どちらかといえば"悲しみ"という印象が強いように思いました。
皆さんはいかがでしょうか?どのように感じられますか?

このような微妙な色の感覚の違いなどにも触れられて、あっという間のシェア・タイムでした♪


*Written by S.H